治療後の良い状態を維持するための予防歯科
梅ヶ丘駅から徒歩1分の場所にある歯医者「さむら歯科・矯正歯科室」は、患者さんの大切な歯を守るため、予防歯科に力を入れています。虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、歯の痛みや歯ぐきの腫れを感じる段階になると、症状がかなり進行していることがほとんどです。症状が進行していれば治療も大がかりなになるので、大切な歯にダメージを与えてしまいます。また、治療後にメインテナンスを行わないままでいると、病気の再発リスクが高まります。
治療後の良い状態を維持して、大切な歯を少しでも多く残すためには、「病気にならない」ようにする予防歯科が大切です。ぜひ当院で、定期検診やメインテナンスを受けるようにしましょう。
定期的に検診することの重要性
早期発見・早期治療が可能
定期検診ではお口の中のチェックを行うため、歯や歯ぐきの状態の変化にいち早く気づくことができます。虫歯や歯周病も初期の段階で発見してすぐに治療できるので、歯へのダメージも少なく済みます。
患者さんの負担を軽減できる
歯が痛くないのに歯医者に行くのは負担に感じるかもしれません。しかし、痛みや腫れなどが出てからの受診だと、症状がかなり進行しているため、治療費がより多くかかる可能性が高くなります。また、大がかりな治療になりやすいため、歯や歯ぐきへのダメージも大きくなるでしょう。つまり、症状が出てからの受診は、金銭的・身体的な負担が大きくなりやすいのです。
歯の健康を守り、費用面・身体面・精神面での負担を減らすためにも、ぜひ定期検診をお受けください。
治療後の良い状態を維持できる
定期検診では、お口の状態のチェック、歯のクリーニングや歯石除去、ブラッシング指導などを行います。さまざまな処置を通して、口内の健康状態を良好に保ちやすくなるだけでなく、患者さんご自身の歯の健康に対するモチベーション維持にも役立ちます。そのため、治療後も良い状態を維持しやすくなるのです。
プロが行う歯のクリーニング
ご自宅でのブラッシングで落とせる汚れは限界があり、徐々に歯石となって歯に固着してしまいます。歯石はブラッシングでは落とすことができず、徐々に蓄積していって口臭や歯周病の原因となります。
梅ヶ丘の歯医者「さむら歯科・矯正歯科室」では、こうしたブラッシングでは落としきれないプラークや歯石を徹底的に除去するために、「PMTC」という歯のクリーニングを行っています。PMTCとは、プロによる専用器具を用いた歯のクリーニングのことです。国家資格を持つ歯科衛生士が、隅々まで丁寧にクリーニングすることでプラークや歯石を徹底的に除去し、患者さんのお口の健康を守ります。痛みはなく、まるで「歯のエステ」のような感覚で受けられます。
おすすめのケア方法
歯の磨き方
お子さまの場合は、歯や歯ぐきに対して歯ブラシを直角に当てて横に小刻みに動かす「スクラビング法」が基本です。その後、親御さまが仕上げ磨きをしてあげてください。大人の方の場合は、歯と歯ぐきの境目に対して45度に歯ブラシを当てて細かく磨く「バス法」が基本です。歯周ポケットの中の汚れを掃除しつつ、歯ぐきのマッサージを行えます。
ただ、これらはあくまでも基本的な考え方で、患者さんの歯並びやお口の状態によって最適な磨き方は異なります。ご来院の際、正しいブラッシング方法をお伝えします。また、ご自宅で染め出し液を用いて、どれくらい磨けているかを定期的にチェックするのも、セルフケアスキルを高めるのに良い方法です。
歯ブラシの選び方
歯ブラシにはさまざまな種類があります。たとえば、同じ予防用であっても、虫歯と歯周病では歯ブラシの種類が異なります。歯科医院にてどちらのリスクが高いかを確認したうえで選ぶと良いでしょう。お口の中は大きくないので、サイズは上の前歯2本分または下の前歯3本分くらいの大きさが目安です。
子供用でも、乳歯用と混合歯列期用で違いがあります。ブラシの大きさが異なります。年齢や症状に適した歯ブラシには違いがあります。例えば、ご高齢の方で手の力が入りづらい場合は、大きいブラシで握りやすい太いグリップをおすすめします。また、歯周病リスクが高い方の場合は、歯周病ケア用の歯ブラシを選ぶと良いでしょう。
セルフケアグッズの選び方
セルフケアグッズを上手に活用すれば、歯の健康をより保ちやすくなります。たとえば、歯磨き粉は、研磨剤や発泡剤が入っていないものがおすすめです。研磨剤はその名の通り、使い続けると歯を削ってしまいます。発泡剤は泡がたくさん出るもので、心地良さはあります。梅ヶ丘の歯医者「さむら歯科・矯正歯科室」では、専門家が厳選した歯磨き粉を揃えていますので、ぜひご相談ください。
マウスウォッシュは、爽快感があって殺菌作用もあるとされるため、優秀なセルフケアグッズです。ですが、マウスウォッシュ単体では歯の汚れを落としきれませんので、必ずブラッシング後に汚れを取り去ってから気持ちよく使用しましょう。
電動歯ブラシにも多くの種類があります。効率よくブラッシングできますが、掃除機と同じで入り組んだ場所や隅っこの清掃には向きません。部屋のお掃除のように、全体のブラッシングは電動歯ブラシで、歯の間や細かい部分はフロスや歯間ブラシを使って磨くようにしましょう。
将来虫歯ゼロのお口をつくりましょう！
お口は、臓器の入り口と言われる大切な部位です。身体の中や内臓を自分でケアすることはできませんが、お口はご自身でケアできます。正しい磨き方を知っておけば、それは一生物となることでしょう。
「毎日歯を磨いているのに虫歯になった…」「歯磨きの仕方を習ったのは子どものころ以来」という方はたくさんいます。もちろん、定期検診を受けていないこともあるかもしれません。それとともに、「自己流の磨き方」で、すみずみまで歯を磨けていないことも、理由の一つと考えられます。歯の並び方やお口の状態は一人ひとりでまったく異なります。そのため、最適な磨き方も患者さんによって違うのです。また、お化粧と同じように、年齢とともにやるべきお手入れも変化します。ぜひ一度、当院で正しい磨き方、ご自身に合ったケア方法を学んでみてください。自分に合う歯ブラシが1本見つかるだけでも違います。将来、虫歯ゼロのお口を一緒につくっていきましょう。